東京事変やクラムボン、Charaなど数多くのアーティストを手がけた音楽プロデューサー、 亀田誠治氏が主催する「亀田大学」においてサークル員に選ばれ、 「アコースティック楽器の響きを最大に生かした楽曲。メロもコードもJ-POPの枠を越えていて素晴らしい」 と高く評価されるサウンドスケープバンドkleeが、 自身初となるフル・アルバム『tightrope walker』を2016年1月27日にリリースする。

 toe、相対性理論、フルカワミキなどを手掛ける中村公輔氏をプロデューサーに迎えた2012年のデビュー・ミニアルバム『klee』以来、 3年ぶりのリリースとなる今作は、活動初期からライブで演奏している楽曲『curtain call』を含む全9曲。 同曲はリリースをまたず2015年のUSENのインディーズPOWER PUSHに選出されるなど、 その認知は耳の肥えた音楽リスナーから、さらに拡がりを見せ始めた。

 アルバムの楽曲は、前作からさらに世界観を広げ、ダンサブルな要素やスウェディッシュポップスを思わせる曲調、 全編ハンガリー語の歌詞など、バリエーションに富んだもの。 その音楽と言葉は、数多あるJ-POPとは一線を画しつつも、聞き手の心に馴染むポップスに結実した。

兵庫県出身の音楽家、光森貴久によるソロプロジェクト。電子音楽レーベルmoph records主宰。これまでにアルバムをソロ/ユニット/ライブ・リミックス盤などで4枚リリース。downy、川本真琴、DJ SODEYAMA、miaou等のリミックスの他、spangle call lilli lineのアレンジ&ミックス、SONY Xperia™やYMOのカバー集[YMOREWAKE]やGRANTURISMO6に楽曲提供。ユニクロのウルトラライトダウンを初め企業のCIやWeb、CMなどにも楽曲を提供する作家でもある。最新作はPROGRESSIVE FOrM x mophより”Hyper Fleeting Vision”をリリース。近年のスタイルはソロの他、盟友kazuya matsumotoに加え、saxのjo miuraを交えたBANDセット、大所帯のTHE MERGRIM GROUPなど多様な音楽性を追求している。

www.mergrim.net    www.mophrec.net

北海道札幌市在住。1998年札幌の音楽学校の同級生で卒業を期にsleepy.abを結成。眠る前に聴く音。ゆっくり気持ちよく眠れる音楽を作るというのをコンセプトに音楽を作り始める。成山剛名義では坂本美雨への楽曲提供など。接尾語の"ab"が示す通りabstract=抽象的で曖昧な世界 がトラック、リリックに浮遊している。シンプルに美しいメロディ、声、内に向かったリリック、空間を飛び交うサウンド・スケープが3人の"absolute" な音世界をすでに確立している。FUJI ROCK FES、SUMMER SONIC、ROCK IN JAPAN、COUNTDOWN JAPAN、ARABAKI ROCK FES、RISING SUN ROCK FES、JOIN ALIVE、RUSH BALL、SWEET LOVE SHOWERなどの大型フェスにも出演。 

sleepyab.info

――絵画のようなポップ。

2011年結成。yumi(Vo)、nobu(Ba)の二人を中心とした、 ポップミュージックに「サウンドスケープ」の息吹を吹き込むバンド。 北欧系ワールドミュージックの文脈を持つ音風景に、 透き通る女声ボーカルが絵画的解釈とポップネスを与える。 yumiはパン職人やビアソムリエ、合唱団員としても活動しており、 異なるジャンルのクリエイターとともにプロジェクトを発信するアーティストとしての顔も、 彼ら独自の個性となっている。

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